世界各地に分布しており、イヌ、ネコ含め哺乳動物に寄生し、疥癬病などを引き起こすヒゼンダニ類。
ネコ、イヌショウセンコウヒゼンダニ
名前・ネコショウセンコウヒゼンダニ、イヌショウセンコウヒゼンダニ
英名・Notoedres cati (Hering)
分類・無気門亜目ーヒゼンダニ科
体長、大きさ
メス:体長0.21〜0.23mm
オス:体長0.14〜0.15mm
ネコショウセンコウヒゼンダニ、イヌショウセンコウヒゼンダニは、 ヒゼンダニと同じく、オス、メスともに卵形の形をしている。
全体的に白色である。表面に横状の模様があり、 四対脚がついてなかで、第一脚、第二脚、第四脚は肉盤、第三脚だけ、 長い毛がついている。 脚は、ヒゼンダニよりも長い。
生息環境
ヒゼンダニは、イヌ、ネコの耳に寄生して卵をうみ、繁殖していき 種を維持しています。そのため、哺乳類の体温が最も生活しやすい温度で、 体から離れると動きが鈍くなり、16℃以下の温度では動けなくなります。
成中になるまで7〜21日、メスの寿命は3〜4週間といわれています。 イヌやネコの体から離れると2日以内に死んでしまいます。 成虫になると、皮膚の中で交尾後また穴をほり、産卵をはじめます。
人体への被害、影響
ネコショウセンコウヒゼンダニ、イヌショウセンコウヒゼンダニは、 人間の体を咬む、人間、動物の血液を吸うなどの事は、ありませんが、 皮膚に付着すると、皮膚の中に潜り込み、 小さい横穴を作ります。
その中で、繁殖していき、皮膚感染症である疥癬を引き起こします。
備考
ネコショウセンコウヒゼンダニ、イヌショウセンコウヒゼンダニは、 世界各地に広く分布しており、イヌ、ネコをはじめる哺乳動物に 寄生する事でしられています。
寄生したダニは、哺乳動物の皮膚の中で繁殖し、種を維持していきます。
ネコ、イヌでは、初期に耳内側に寄生する。つづいて外側の前面、 顔面、頭部全体へと広がっていきます。
疥癬はとても激しくかゆみを生じるため、さらに前足、頚部などに広がり、 最後には死に至ります。
発症する動物は、イヌ、ネコを中心に見られますが、 それらの動物に接する機会が多い乳児などに寄生する例も 稀ではありません。