ダニ媒介性脳炎は、日本ではあまり発症しない病気ですが、ヨーロッパ、ロシアに旅行に行く場合には、注意が必要です。
ダニ媒介性脳炎の横目
ダニ媒介脳炎とは
ダニ媒介脳炎とは、フラビウイルス科フラビウイルス属のウイルスの感染により、 発症する病気です。
毎年、ロシアのシベリア地域と極東地域、 中央ヨーロッパ(チェコ、ドイツ、リトアニア、ポーランド、エストニア、ラトビア、スイス、スロベニア、オーストリア) を中心に1万人前後の患者が発生しています。
人が感染する場合は、ウイルス感染したマダニの 吸血によって起こるとされています。
日本では、ダニ媒介脳炎は少なく最初の発見は、 1995年に北海道の上磯町で原因不明の脳炎患者が発生し、 血清学的に診断された結果、ダニ媒介脳炎である事がわかりました。
その後、調査した結果により、ダニ媒介性脳炎ウイルスをもった 犬、マダニ、野ネズミから見つかり、北海道にダニ媒介性脳炎ウイルスの基なる 巣を発見した。
ダニ媒介脳炎の種類と特徴
・種類
ダニ媒介脳炎には、大きく分けて2つの種類が存在する。
@中央ヨーロッパを中心とした中央ヨーロッパダニ媒介性脳炎
Aロシア春夏脳炎
中央ヨーロッパダニ媒介性脳炎
中央ヨーロッパダニ媒介性脳炎を引き起こすフラビウイルスは げっ歯類、鳥類、ヤギ、ヒツジ、シカ、ノロに多い。
ダニ媒介性脳炎ウイルスに人が感染するのは、ダニに咬まれる以外に、たヤギやヒツジの原乳を飲んでも感染します。
雪解けの時期などダニが活発に行動する時期に被害が多い。
中央ヨーロッパ(チェコ、ドイツ、リトアニア、ポーランド、エストニア、ラトビア、スイス、スロベニア、オーストリア)に見られる
Aロシア春夏脳炎
バイオセーフティーレベル最高の4に指定されている要注意ウイルス
ウイルスの感染した際の症状としては、肩甲部の弛緩性麻痺が目立ちます。
死亡率は30%と高く、麻痺の後遺症が高い確率で残ります。