ダニ媒介性脳炎は、ダニに咬まれた事によって、ウイルスが体に感染することで発症する病気です。
ダニ媒介性脳炎の横目
ダニ媒介脳炎の症状
中央ヨーロッパダニ媒介性脳炎
第1期:
発熱、頭痛、筋肉痛、悪心、嘔吐インフルエンザに似たような症状が
長くて、約1週間の期間続きます。
このインフルエンザに似た症状を感じる人は、
全体の50%であり、症状を感じない人も見られます。
その後、インフルエンザに似た症状が、解熱後2 〜3 日間消えます。
第2期:
その後、痙攣・めまい・知覚異常などの中枢神経系症状が表れはじめます。
脳炎、髄膜脳炎あるいは髄膜炎の症状がおこります。
中央ヨーロッパダニ媒介脳炎の死亡率は、約1〜5%となりますが、 麻痺症状では、かなりのばらつきがあり、3 〜23%ありますが、 重症な症状の場合、35〜58%近くの率で後遺症がのこります。
後遺症には、感覚障害が主におこる症状ですが、平衡感覚障害、感音性難聴なども 起こる場合があります。
※髄膜・・・脳と脊髄(せきずい)を包む膜 中央ヨーロッパダニ媒介脳炎では、脊髄炎は伴いません。
※感覚障害・・・しびれ感があったり、触った感覚がなくなるなど、身体の感覚が正常に働かない症状
ロシア春夏脳炎
ウイルスの潜伏期間は、7 〜14 日。
第1期:
発熱、頭痛、筋肉痛、悪心、嘔吐インフルエンザに似たような症状が
みられます。
中央ヨーロッパダニ媒介脳炎のような二相性の病状は表しません。
第2期:
精神錯乱・昏睡・痙攣および麻痺などの脳炎症状が中央ヨーロッパダニ媒介脳炎
と似た症状が見られます。
ロシア春夏脳炎の死亡率は、とても高く致死率は30%。
回復後も頭痛、集中力の低下、無気力、鬱状態などの神経・精神症状が 長い期間後遺症として残る事があります。